エッコ チェンバー 地下

─ €cco ₵hamber ฿asement, Vaporwave / Đésir đupłication répétition ─

Vaporwave

自分: Just can’t stop nightlife (2020) - あなたと夜 とヴェイパーウェイヴ

ongaku-modkey: Just can’t stop nightlife (2020) - SoundCloud 残暑みたいなヤツもどうにか過ぎ去って、いま、秋の夜長を独りかも寝む──ヴェイパーウェイヴとともに。 まあ、そのような気分で作ったかもしれない、《自作曲》なんス。 そのサブジャンルは、…

Crystal Court: The Ala Moana Center (2020) - キミは見たか、有明の天蓋の高みの《コミケ雲》を

Crystal Court: The Ala Moana Center (2020) - Bandcamp 《Crystal Court》は、フィジー在住と主張しているヴェイパーウェイヴ・クリエイター。今2020年の1月から、毎月1作ずつのアルバムを発表しているもよう(☆)。だから現在9月、その最新アルバムの“The…

Aäron Lepers/ミスターハンセン病患者: Altamonte Mall (2019) - イカにもタコにもクラゲにも ウニにも

Aäron Lepers/ミスターハンセン病患者: Altamonte Mall (2019) - Bandcamp 《Aäron Lepers》は、ベルギーの人であるらしいヴェイパーウェイヴ・クリエイター、2016年から活動中のよう(☆)。そしてそれら以外のことは、何ひとつ明らかでない。つーかまず、ベ…

Azuresands大麻: Neighbors (2017) - ハグしよう、他者たち & その《享楽のモード》らを

Azuresands大麻: I Can't Believe It's Not Fabio! (2019) - Bandcamp 《Azuresands大麻》を名のるヴェイパーウェイヴ・クリエイターは、カリフォルニア州サンディエゴ在住を主張(☆)。そして2016年から活躍中。その世代のヴェイパー者としては、けっこう大…

“riA” lanigirO kcartdnuoS (2000), Vaporwave edit - どろり濃厚 泣きゲーの味 おこめ券

“riA” lanigirO kcartdnuoS (2000), Vaporwave edit - SoundCloud / BitChute ごく最近のことですが、私の友だちのような人が、ある20世紀末のエロゲのサウンドトラックがすばらしいと、教えてくれました。確かに楽曲はいいのですが、しかし音質的に改善…

V.A.: ΔQVΔRIVS (2020) - 海面の下にはヒミツがあるからっ!(by セックス・ピストルズ)

V.A.: ΔQVΔRIVS (2020) - Bandcamp 《Underwater Computing _》は昨2019年に活動スタートしたらしい、ワリに新手のヴェイパーウェイヴ・レーベル(☆)。その拠点はフランス東部のコルマール、と称している。 と聞いてちょっとだけ調べたら、このコルマール市…

世界は80年代に終了しました: EP´s Collection (2020) - 夢の中で別れを告げる あなたに

世界は80年代に終了しました: EP´s Collection (2020) - Bandcamp お知らせします、世界は80年代に終了しました、《世界は80年代に終了しました》。 ……というすばらしい偽名を名のるのは、素性がまったく不明のヴェイパーウェイヴ・クリエイター、2016年から…

鬱: Pink Album, Blue Album (2020) - ピンクなきみに ブルーな牧人型統治

鬱: ・薔薇綺麗躊躇網羅就職痙攣蝋燭鷹麟爨齉馕龘爨齉龘・(Pink Album) (2020) - Bandcamp 《鬱》を名のるヴェイパーウェイヴ・クリエイターは、中国の秦皇島市に在住を自称。そしてそれ以外のことは、何ひとつ明らかでない。 てゆうか〜。この鬱氏のBandcam…

b o d y l i n e: Twinkly (2016) - 安楽さをきわめた輝かしいチルアウト空間の幻影

b o d y l i n e: Twinkly (2016) - Bandcamp 《b o d y l i n e》は、イタリアの人とだけ伝えられるヴェイパーウェイヴ・クリエイター(☆)。2012年あたりから活動中で、確か2年ほど前から名前の表記が、《bodyline》へと変更されている。そしてそ…

“サンプリングは神”なのか? - そしてDMT Tapes FLの苦境、そしてヴェイパーウェイヴ

Dan Mason: Forever Nothing (2020) - Bandcamp 《Dan Mason》というお人は、ヴェイパーウェイヴというよりフューチャーファンクのスター的クリエイター、そのひとり(☆)。そしてその人が昨日くらい、こういうメッセージをツゥイッターに投稿していたんだ(…

クリチバの地下鉄: hypnagogie (2020) - 非在のチューブウェイの憂愁

クリチバの地下鉄: hypnagogie (2020) - Bandcamp 《クリチバの地下鉄》は、ブラジルのパラナ州在住を主張するヴェイパーウェイヴ・クリエイター(☆)。そして、〈クリチバってどっかの地名だったような?〉って調べてみたら、そのパラナ州の中心…

Babbling Corpse: Please be patient, someone will be with you shortly (2020) - われ買うゆえにわれ在り

Grafton Tanner: Babbling Corpse (2016) - John Hunt Pub. 《バブリング・コープス》は、英国の人だと自称しているヴェイパーウェイヴ・クリエイター(☆)。たぶんこれまでに、2作のアルバムを発表。その新しいほうの2020年の作品が、いまご紹介する「しば…

Infinity Frequencies: Between two worlds (2018) - そこはかとなくそこはかと呼ぶ声

Local News (Infinity Frequencies): Channel 8 (2012) - Bandcamp 《インフィニティ・フリケンシーズ》は、京都在住と称するヴェイパーウェイヴ・クリエイター(☆)。ヴェイパーの立ち上がり最初期からの、きわめて重要なプレイヤーとして知られる。 またイ…

haircuts for men: EARLY TAPE WORKS (1981-1984) VOL.1 (2019) - オトコは黙って髪を切れ

haircuts for men: EARLY TAPE WORKS (1981-1984) VOL.1 (2019) - Bandcamp ヴェイパーウェイヴのクリエイターらがスゲーいる中で、オレがついついヒイキしてしまう《ヘアカッツ・フォー・メン》(☆)。さてこのアルバム、触れ込みを信じると、ヘアカッツ=サ…

ボードリヤール「なぜ、すべてがすでに消滅しなかったのか」(2009) - 感想文その2, カーニヴァル&カニバル(食人)

ジャン・ボードリヤール「消費社会の神話と構造(新装版)」(訳・今村&塚原) - 紀伊国屋書店 また私ごとで恐縮なんスけど、パソコンのOSインストールにやたら時間がかかってくさる──、その間の気晴らし的な読書、ボードリヤール「なぜ、すべてがすでに消…

ボードリヤール「なぜ、すべてがすでに消滅しなかったのか」 - 感想文その1, 愚劣さと陶酔のカ〜ニヴァル!

さいしょに私ごとで、恐縮なんスけど。パソコンの再構成、およびLinuxのインストールでつまづいてしまった結果、この記事はいつもと違う環境で書いてんでぇース。 まあ、ふだんからアタマがいい感じのことは書いてないんで、とくに何も変わらないとも言えな…

死夢VANITY: lovely reveries (2018) - ゴージャスな白昼夢、すてきな空想に溺れ死ぬ

死夢VANITY: lovely reveries (2018) - Bandcamp 《死夢VANITY》は、米ヴァージニアの人と伝えられているヴェイパーウェイヴ・クリエイター(☆)。その活動は2015年あたりにもっとも活発で、しかし2018年のアルバム“lovely reveries”以降、音さたがないっぽ…

VANITAS命死: Music for museum dates (2020) - 娯楽 と学習, 現代アートと おセックス

VANITAS命死: Music for museum dates (2020) - Bandcamp 《VANITAS命死》についての風説をとりあえずウ呑みにしておくと、ベルギーのアントウェルペン在住のヴェイパーウェイヴ・クリエイターであり、2019年から活動中(☆)。彼のポートレートがDiscogsに掲…

George Clanton & Nick Hexum: S/T (2020) - 放心しながら見上げる空のやたらな青さ

George Clanton & Nick Hexum: S/T (2020) - Bandcamp ジョージ・クラントン。もとはといえばヴェイパーウェイヴの《ESPRIT 空想》として名を挙げ(☆)、いまはインディポップ界の有名人になっているようなお人(☆)。 そしてその2020年7月発の最新作、“Geor…

グッド毛ーニング: әΧꚍrԑmԑłу ОrԁїnаrУ (vaporwave edit) (2020) - おはようございます。

グッド毛ーニング: әΧrԑmԑłу ОrԁїnаrУ (vaporwave edit) (2020) - YouTube おはざ〜っス! 迷惑系ブロガーのモドキちゃんでぇ〜ス! それはそうと動画は、何かニホン語のロック、おそらくハードコアみたいなもの。それのヴェイパーウェイヴ(系)エディッ…

Vapor Memory & Dream Catalogue presents "LIVEWIRE FESTIVAL 2" - 7月19日22時(+追記)

LIVEWIRE FESTIVAL 2, GATECRUSH STAGE (2020/07/19) - YouTube 前からちらほらとご紹介している《Vapor Memory》という人、以下V.M氏。YouTubeというプラットフォームでのヴェイパーウェイヴ普及&振興を、リードしておられる立役者である(☆)。 そのV.M氏…

XBF3: 死 (2020) - やさしき死よ、あこがれに満ちて望まれている《愛の死》よ?

XBF3: 死 (2020) - Bandcamp オペラの巨匠ガエターノ・ドニゼッティゆかりの地、イタリア北部ベルガモ。そこで大量のシグナルウェイヴを作り続けているわれらのヴェイパーウェイヴ職人、《XBF3》(☆)。 さてその彼を、今2020年4月の記事で、チョコっとご紹…

Hallmark '87: Landmarks // FORGOTTEN (2017) - ビバ!ラスベガス, 砂漠に屹立する《ファルス》

Hallmark '87: A C A D E M Y (2019) - Bandcamp 《Hallmark '87》は、ペンシルバニア在住というヴェイパーウェイヴ・クリエイター(☆)。2017年から活動中のよう。 《DMT Tapes》のような有力レーベル(☆)からのリリースを含め、現在までに5コのアルバムを…

The Midnight: Monsters (2020) - 《美学》をじゅうりんする美学を求めながら

The Midnight: Monsters (2020) - Bandcamp ロサンゼルスを拠点に活動中のエレクトロポップのデュオチーム、《The Midnight》。シンスウェイヴ(synthwave)というムーブメントを代表するバンドのひとつ、と言っていいくらいの人気を誇っているもよう(☆)。…

videoscapes: from the roofs of skyscrapers (2019) - オレは自分を《ここ》に埋葬し続ける

videoscapes: from the roofs of skyscrapers (2019) - Bandcamp 《videoscapes》という、わりに何気ない名前のヴェイパーウェイヴ・クリエイター。彼の素性はいったいどういう──、といった話はあと廻しとして。そのヴィデオスケープスという名前で世に出て…

skyline divine: Daytime Television (2019) - 苦悶と陶酔の時代にママさんたちの憩い

skyline divine: Daytime Television (2019) - Bandcamp 《skyline divine》は、カンザスシティ在住を訴えるヴェイパーウェイヴ・クリエイター。2017年から活動中のもよう(☆)。そしてそのもっかの最新アルバム“Daytime Television”は、一種のシグナルウェ…

yugiasha: おかあさん、水槽! (2019) - アクエリアムのガラス越し、あなたのスマイル

yugiasha: おかあさん、水槽! (2019) - Bandcamp 《yugiasha》を名のる人は、リトアニア在住であるというヴェイパーウェイヴ・クリエイター。この名は〈ユギアシャ〉って読ますのだろうか、2019年に3コのアルバムをBandcampに出している(☆)。 いや〜、そ…

Windows96: Glass Prism (2020) - 喪われた未来をよりよくデザインする

Windows96: Glass Prism (2020) - Bandcamp もとはと言えば《Windows彡96》を名のっていたバンドだが、たぶん2年くらい前からヒゲっぽい文字が省略されている。サンパウロ在住のガブリエル・エドゥアルド氏によるヴェイパーウェイヴ・ユニットなんだ(☆)。 …

忠ps2節_ワーdevシュ_産code業: Hungarian Summer (2020) - ヴェイパー・ギャングにヒプノタイズド

忠ps2節_ワーdevシュ_産code業: Hungarian Summer (2020) - Bandcamp 《忠ps2節_ワーdevシュ_産code業》は、ハンガリー在住のヴェイパーウェイヴ・クリエイター。だが気分のつごうでヴェイパーからの引退を宣言、それを惜しむような記事を4月に書いたんだよ…

Oneohtrix Point Never: Replica (2011) - 機械としてツギハギされる想いのカケラたち

Oneohtrix Point Never: Replica (2011) - Bandcamp プロト・ヴェイパー時代(〜2011)の関連作品らって、高尚すぎてよく分からないのが多いな、と思ってるんだよね。スマンが正直なところ。だがしかし、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー(☆)の「レ…