ポ  サ  研

─ ポスト真実 のサウンド研究, ヴェィパーゥエィヴ と仲間たち, 欲望 複製 PØP ─

Music

from tokyo to honolulu: Selection 1 - 4 (2018) - 夢のハワイへのご招待! 提供は口ー卜製薬っ!?

from tokyo to honolulu: Selection 1 (2018) - Bandcamp 《from tokyo to honolulu》、フロム・トーキョー・トゥ・ホノルルを名のっているヴェイパーウェイヴ・クリエイター、2016年から活躍中(☆)。そしていきなり失礼なこと言っちゃうようだけど、「この…

Roger Eno and Brian Eno: Mixing Colours (2020) - レッツゴー合身・アンビエント兄弟! スロウでスロォな大爆走!!

Roger Eno and Brian Eno: Mixing Colours (2020) - YouTube キちゃいました〜っ! ロジャーさんとブライアンさん、われらのイーノ兄弟として初の連名アルバムになるのだろうか、そのピッカピカの新作、“Mixing Colours”ですわん! もうたまりませんわん!! ……

Miles Davis, Lee Konitz, Billy Bauer: Odjenar (1951) - 取り戻せ! 喪われたおジャズの理想の世界

Miles Davis, Lee Konitz, Billy Bauer, et al.: Odjenar (1951) - YouTube 前の記事にて、ジェフ・パーカー関係の作品(★)を、いい意味にしても《独断的》などと評したオイラ。がしかし、チョコっと自省反省などしてみたら、よっぽどオレのほうが独断的。…

Jeremy Cunningham, Jeff Parker: The Weather Up There (2020) - 風の街から、やさしみと独断のたより

Jeremy Cunningham, Jeff Parker: The Weather Up There (2020) - Bandcamp まあそのいわゆるポストロックみたいなシカゴのバンド、トータス(Tortoise, ☆)。そのギタリストであるジェフ・パーカーさん、近ごろ少し戻したようなジャズっぽいフィールドでの…

Seabaud: ジャンプ JUMPU (2017) - 《彼岸島》から──イシガキジマへ──そしてまた──

Seabaud: ジャンプ JUMPU (2017) - Bandcamp まったくもって頭のおかしい話だけれど、前の「彼岸島」の記事を書いたら(★)、オレのお脳の一部がすっかり彼岸島になってしまったもよう。ちょっとボーッとしていたら、こんなことを思いついてしまったのだった…

【Kowloon】コカイン商人: 広告を通じて物理的な宇宙を超越する (2020) - いい巨乳 / ボヨヨ〜ン

【Kowloon】コカイン商人: 広告を通じて物理的な宇宙を超越する (2020) - Bandcamp 誕生──! 厳選された最高の素材(サンプル)を、本場のヴェイパー職人が、じっくりとチョップしスクリューいたしました!めしませ、シグナルウェイヴ! 新・発・売!!…

Cryo Chamber Collaboration: Hastur (2019) - 邪神さんたちがやって来る イァ!イァ!イァ!

Cryo Chamber Collaboration: Hastur (2019) - Bandcamp ときはいま三月中旬。ほのかな春の暖かみも、それがまた忌まわしき夏の酷暑の煉獄のプレリュードのようにも感じられ……。そのいっぽう。いま世間というか世界の全体が、コロナウイルスのフィーバー(発…

Formication: Pieces for a Condemned Piano (2005) - うち棄てられたピアノが奏でる形而上の夢

Formication: Pieces for a Condemned Piano (2005) - Dark Winter きょうはお天気がいい日曜日みたいなので、ダークアンビエントのお話でもいたしましょうか! いっえ〜い!性格の暗さには定評のあるわたくしモドキちゃんなので、ダークなネタならいくらで…

ASTRO TV SYSTEM: SIGNALWAVE_2054 (2019) - あなたのキャプテンに言いなさい

ASTRO TV SYSTEM: SIGNALWAVE_2054 (2019) - Bandcamp コクがあるのに、聞き味スッキリ! いま時代は激しいスローダウンへ!そう、じわっとした蒸気の波が、おだやかに心の痛みを取るんです! 効きます! お試しくださいシグナルウェイヴ、試聴は無料っ!! ………

Jay Som: I Think You're Alright (2016) - あなたの笑顔はとても過酷──やさしみと不安のカクテル

Jay Som: I Think You're Alright / Rush (2016) - Bandcamp その芸名をジェイ・ソムという女性は、LAをベースに活動するフィリピン系アメリカ人のシンガーソングライター。1994年生。その作品傾向は、ベッドルームポップでありドリームポップであると称され…

Timmy Sells His Soul: Compulsory Pleasure (2016) - 強制的な快楽、ロボットたちのための歌謡ショー

Timmy Sells His Soul: Compulsory Pleasure (2016) - Bandcamp いつもどちらかといえばゲテモノっぽい音楽をご紹介しているような自覚があるが、とくに今回のはキテるかも。カバーアートのヘタくそさをきわめた《萌え絵》に対し、内容のおかしさもけっして…

Antonio Carlos Jobim: WAVE (1967) - 至高のボサノヴァと永遠のマーケット

Antonio Carlos Jobim: WAVE (1967) - YouTube これも意外とヴェイパーウェイヴに関係ある話なんだが、あのどうしようもなくシットでファッキングに最高な、アントニオ・カルロス・ジョビンの“WAVE”。これはボサノヴァの至高の名曲であると同時に、スーパー…

Olivia Louvel: SculptOr (2020) - クローゼットの扉を あなたは、開ける、閉める

Olivia Louvel: SculptOr (2020) - Bandcamp オリヴィア・ルヴェル。フランスで生まれイギリスで活動する、エレクトロニカ、エクスペリメンタル、もしくはコンピュータ音楽の制作者。そしてサウンド&ビデオ・アーティストであり、女性ボーカリスト。もとは…

Éliane Radigue: Geelriandre / Arthesis (2003) - マシーンルームの孤独と瞑想?

Éliane Radigue: Geelriandre / Arthesis (2003) - Bandcamp ドローン系アンビエントの元祖の一人のようにも言われる、フランス出身のエレクトロニック音楽の女神、エリアーヌ・ラディゲ。1932年生で、いまなお健在で活動中。そのBandcampから出ているアルバ…

特別な贈り物: 特別な贈り物 LP2 (2017) - 無限の欲望をあおり続ける、あの軽やかメロディ

特別な贈り物: 特別な贈り物 LP2 (2017) - Bandcamp 《特別な贈り物》を名のるユニットは2017-18年に活動、モールソフト系のアルバム4コを残したヴェイパー・クリエイター。で、それきり消えてしまったもよう。消えたといっても、どうせ別名義のプロジェクト…

ll nøthing ll: 豊かな隔離 (2018) - リモートでボクらは愛しあう……互いに触れることなしに。

ll nøthing ll: 豊かな隔離 (2018) - Bandcamp 2017年あたりから活動中のヴェイパーウェイヴ・クリエイター《ll nøthing ll》、テキサス州ヒューストン在住であるとか。名前の前後のタテの棒らは《L》の小文字だけれど、「エルエル・ナッシング・エルエル」…

書評:ジョン・マウチェリ「指揮者は何を考えているか」(2019, 白水社) / ハーマン「サイコ組曲」 by マウチェリ

マウチェリ「指揮者は何を考えているか - 解釈、テクニック、舞台裏の闘い」(2019, 白水社) ジョン・マウチェリ「指揮者は何を考えているか」、これは図書館でたまたま目についた本だけど興味深かった。けっこうその内容が頭にこびりついているので、記憶…

人工実体: Purgatory Resort░【ぽ隠往】 (2019) - 煉獄のリゾート、私のやすらぎリポート

人工実体: Purgatory Resort░【ぽ隠往】 (2019) - Bandcamp ヴェイパーウェイヴの世界ではそれなりの信頼と実績を誇る、《Palm '84》レーベル。そのオムニバス“BOY ONE”(2019, ☆)の中でひときわ印象的だった楽曲が、この人工実体による“死…

VA: "CHAOS" Series Compilations Vol. 1 - 4 (2017) - カオス商店街ふくびき大セール

VA: CHAOS 1 - Nirvana Is Leaking Into The Mainframe (2017) - Bandcamp ヴェイパーウェイヴも最近は、大して盛り上がってねェんじゃねーの? そのようにお考えの方もおられるかもとして、ではいったい、“いつ”、それが隆盛だったのだろうか。 さて過去の…

Elli et Jacno: Main dans la main (1980) - 機械仕掛けのカノジョとカレシ

Elli et Jacno: Main dans la main (1980) - YouTube おフランスのテクノポップ・ヒーローであるジャクノ(Denis Quilliard)と、同・歌姫エリ(Elli Medeiros)のデュエット。曲名の仏語は、「ハンド・イン・ハンド」くらいの意であるはず。いや、何か違う…

Sam Wilkes: Live on The Green (2019) - 《創造》の時代の空気を喚び起こす、やさしく温かく雑な音

Sam Wilkes: Live on The Green (2019) - Bandcamp 在ロサンゼルスのジャズ系ベーシスト、サム・ウィルクス。どういう人かというイメージも別になかったが、この近作“Live on The Green”はジャズ+エレクトロニカ、しかもアンビエントっぽくローファイな作品…

Robert Haigh: Black Sarabande (2020) - あなたの夜の静けさを増幅する実用音楽

Robert Haigh: Black Sarabande (2020) - Bandcamp さっそく今夜からご使用いただける、きわめて実用的な音楽アルバムをご紹介いたします。イギリス方面のロバート・ヘイというピアニスト/作曲家によるアンビエント集、“ Creatures of the Deep”(2017, ☆)…

天気予報: あすの天気 (2019) - 「これは天気予報ではない」

天気予報: あすの天気 (2019) - Bandcamp 《天気予報》についてはDiscogsにややくわしい感じの情報が出ているので参考にすると(☆)、大阪在住を主張しているヴェイパーウェイヴ・クリエイターであり、2017年から活動中のよう。で、テレビのCMやもろもろのア…

Mute Channel: 黄昏のカーニバル (2014), Garden (2016) - 資本主義の神へと捧げる祈り

Mute Channel: Carnival of twilight 黄昏のカーニバル (2014) - Bandcamp ヴェイパーウェイヴのサブジャンルもろもろの中で、最もチン妙感の強い部類に入る《シグナルウェイヴ》。要してしまえばそれは、テレビのCMの音声やその類似物らのサンプルをフィー…

░▒▓新しいデラックスライフ▓▒░: ▣世界から解放され▣ (2012) - 欲望の羅列だけが目の前を通りすぎます。

░▒▓新しいデラックスライフ▓▒░: ▣世界から解放され▣ (2012) - Bandcamp 某掲示板のヴェイパーウェイヴのスレッドで《Signalwave》が話題になっていたので、触発されて自分なりにちょっと調べてみた。まず《Signal》ということばだが、やや意外だけど、このジ…

CVLTVRE: NEW (2020) - 《ポスト真実》以後の世界に私たちは誘われました。

CVLTVRE: NEW (2020) - Dream Catalogue ヴェイパーウェイヴの第2か第3くらいの世代のクリエイター&オーガナイザーとして、最大の功績と名声を誇る《HKE》、その実体は英国の人デヴィッド・ルッソさんだとか。まあそこまではいいんだけど。この人および彼の…

𝙳𝚒𝚐𝚒𝚝𝚊𝚕 𝙰𝚞𝚝𝚒𝚜𝚝: 𝙶𝚑𝚘𝚜𝚝 𝙸𝚗 𝚃𝚑𝚎 𝚂𝚊𝚕𝚎 (2020) - ウチは日本一不幸な少女やねん

𝙳𝚒𝚐𝚒𝚝𝚊𝚕 𝙰𝚞𝚝𝚒𝚜𝚝: 𝙶𝚑𝚘𝚜𝚝 𝙸𝚗 𝚃𝚑𝚎 𝚂𝚊𝚕𝚎 (2020) - Bandcamp じゃりン子の《チエちゃん》が大きくなったらこんな感じになるのだろうか、と思わせられるナニワ系丸出しのお嬢さんをフィーチャーしたカバーアート。立ちのぼるホルモンの匂い。そして「攻殻機動隊」…

VCRNOT: Crystal Humans (2019) - クリスタルの輝きよ永遠(とわ)なれ

VCRNOT: Crystal Humans (2019) - Bandcamp ヴェイパーウェイヴの世界で相当の実績と信頼を誇る《B O G U S // COLLECTIVE》レーベル、そのオムニバス"Best Of 2019"(☆)を聞いたら、全35曲中にインプレッシヴな楽曲が3つくらいあった。その中の1曲が、《VC…

Noö ☾ene O'Neal: (apple)π (2019) - 大切なところをカンタンに放り出すのが意外と粋(スイ)

Noö ☾ene O'Neal: (apple)π (2019) - Bandcamp バンド名の読み方は《ノォー・シーン・オニール》なのだろうか、2014年から活動しているらしいので、すでに古株の部類に入りそうなヴェイパーウェイヴ・クリエイター。在インディアナ州を主張。そこま…

haircuts for men: nothing special, nothing wonderful (2020) - 人類と非人類のバランスをとる緊張で撃ち抜かれました。

haircuts for men: nothing special, nothing wonderful (2020) - Bandcamp 在ホノルルを主張しているヴェイパーウェイヴ・クリエイター《ヘアカッツ・フォー・メン》は、オイラにとって最初で最大で最高のヴェイパーヒーローであり続けている巨星。そしてこ…