Classical
『時計じかけのオレンジ 完全版』 - 早川書房 アンソニー・バージェス著『時計じかけのオレンジ』(1962)──何らかのかたちで皆さんもご存じであろう、20世紀の名作文学です。 ⬇ €nglish ҽχt Ъełoш! ⬇ この小説『オレンジ』のことを、私が久びさに思い出し…
BLANK安息日: MKULTRA6420 (2023) - Bandcampあまり本文と関係ないのですがロクヨンがカッコいいヴェイパー近作で洗脳されます 《ポスト・インターネットのポップ音楽》……と呼べるようなものが現在あると、いちおう前提しまして。そしてその中に三つの、コア…
潜在的溺愛者 (沢NaN): 純青 (2022) - Bandcamp驚くべきトーンの深みとグラデーションをもつスラッシュ! 長いが飽きません このヴェイパーウェイヴという、〈音楽っぽいサウンド〉──私たちの、強く執着しているものですけれど。で、さてそれは、アートの一…
Harold Budd: Pavilion of Dreams (1978, Obscure no.10) - UbuWeb Sound 以下、ブライアン・イーノさんによる、1976年のエッセイを訳出します。そのタイトルは、「芸術における多様性の創出と組織化(Generating and Organizing Variety in the Arts)」(☆…
ワーグナー《ラインの黄金》全曲(独和対訳) by ショルティ/VPO (1958) - YouTube おなじみのリヒャルト・ワーグナーさん作、楽劇『ニーベルンクの指環』4部作。この巨大なドラマは、《ラインの乙女たち》に始まって、そして彼女たちによって終わります。し…
Martin Kohlstedt: FLUR (2020) - YouTube 《Martin Kohlstedt》──マルティン・コールシュテットという人は、ドイツのピアニスト/作曲家、1988年生(☆)。アンビエントがかったネオクラを演って、ジワジワと評価を上げつつあるもよう。すでにメジャーのワー…
Mauricio Deambrosi, Ramiro Franceschin: Vilia (2019) - SoundCloud / YouTube マウリシオ・デアンブロシという人は、アルゼンチンのジャズ・サックス奏者であるもよう(☆)。が、Discogsとかにも名前が出てなくて、あまり有名とかではなさそう。……いやそ…
Morton Feldman: For John Cage (1982) by Morgan & Tilbury (2020) - Bandcamp 20世紀アメリカの現代音楽の、まあ多少は知られた作曲家である、《モートン・フェルドマン》(☆)。1926年NY市クイーンズに生まれ、87年NY州バファローにて没す(☆)。 この人…
さあ〜っ!! この記事では、ちょっとしたお遊びの手順をご説明いたしちゃうよ!そのお遊びとは、〈フリーで多機能なPC用音声プレーヤーである《foobar2000》を用いて、ありとあらゆる音楽をヴェイパーウェイヴ風に再生する〉!! 《もくじ》 | 1. こんなチン妙…
Tristan Eckerson: Decades (2020) - Bandcamp 《トリスタン・エッカーソン》は、米オハイオ州シンシナティ出身のピアニスト/作曲家(☆)。年齢とかは分からないが、2016年くらいからのリリース歴があるもよう。主に、カーム(calm)でトランキル(tranquil…
XBF3: 死 (2020) - Bandcamp オペラの巨匠ガエターノ・ドニゼッティゆかりの地、イタリア北部ベルガモ。そこで大量のシグナルウェイヴを作り続けているわれらのヴェイパーウェイヴ職人、《XBF3》(☆)。 さてその彼を、今2020年4月の記事で、チョコっとご紹…
惣領冬実「チェーザレ 破壊の創造者」 - コミックDAYS 2005年よりモーニング誌に不定期掲載中の、「チェーザレ 破壊の創造者」。ルネサンス・イタリアの姦雄チェーザレ・ボルジアの生涯を、またはその青年期を、描くような劇画なのかと思って見ているけれど。…
マウチェリ「指揮者は何を考えているか - 解釈、テクニック、舞台裏の闘い」(2019, 白水社) ジョン・マウチェリ「指揮者は何を考えているか」、これは図書館でたまたま目についた本だけど興味深かった。けっこうその内容が頭にこびりついているので、記憶…
1. 汝の《運命》を、ハイパースピードで駆け抜けよ! まあどうにも、かの文豪・ウィリアム・バロウズの著作らはボクたちのポップらのインスピレーション源であり続けている感じだけど、その中に確かこんな話があったはず。 <テープレコーダの再生速度をムチ…