エッコ チェンバー 地下

─ €cco ₵hamber ฿asement, Vaporwave / Đésir đupłication répétition ─

Bandcampの2026年・新ポリシー“AI音楽禁止”は、不適切&不可能かつ有害!

このテクストの結論:
Bandcampの2026年・新ポリシー〈AI生成の音楽を扱わない〉は、そもそも不適切&不可能である。しかもその弊害&実害を、すでにアーティスト&ファンらに与えている。

かつその害は、さらに広範かつ甚大になりうると見込まれる。
よって。どうしても彼らがAI音楽の禁止や抑制という方向を打ち出すとしても、これまでBandcampと関わってきたアーティスト&ファンに害を与える所業は、なされてはならない。

2026年1月23日:才ンガク毛ドキ 記す

⛔ 😢 🚧

Conclusion:
Bandcamp's 2026 New Policy “Banning AI Music” is Inappropriate, Impossible, and Harmful!

Bandcamp's 2026 new policy “not handling AI-generated music” is fundamentally inappropriate and impossible.
Moreover, it is already causing tangible harm to artists and fans, and this harm has the potential to become even more widespread and severe.
Therefore. Even if they insist on pursuing a direction of banning or restricting AI music, actions that harm artists and fans who have engaged with Bandcamp thus far must not be taken.

And the primary reason we came to this conclusion is that we witnessed the suffering of L33K5P1N 84574RD5 label on Bandcamp. And also we too are victims. At the end of this document, included the complaint message we sent to B.C.⤵️
Also, in the comments section of this article, I have posted my reply to B.C.'s blog (done, Jan 24th). If you are interested, please take a look!

January 23, 2026 : Written by 0ngaku Modkәy

……と、以上に正しい結論を述べましたので、これをご覧のほとんどの方々は、〈そうだな!〉とお感じになられたと思います。そうであることを願います。

とはいえ。
なぜこのようなことを緊急に、私が訴える事態になっているのか?
そこにいたる経緯を、以下にお伝えしたいと思います。

まずです。
Bandcamp(以下:B・C)の、〈AI音楽は禁止!〉という新ポリシーが公開されたのが、1月13日( / )。それに私が気づいたのが、1月15日です()。

……けれどもその時点では、わりあい軽く考えていたんですよね!
すなわち。私および私の愛好している類の音楽に対しては、あまり影響がないのではないかと……。

ところが。

ヴェイパーウェイヴというジャンルの中で、B・Cをベースとし、一定の存在感を示してきた、《L33K5P1N 84574RD5》というレーベルがあります()。かれこれ、十年弱くらいの活動歴を誇っています。当ブログにおいても、そのリリースらのいくつかを、ご紹介してきました。

ロフィ騎手 - Archive.org
ロフィ騎手 - Archive.org
アーカイブにあるのでB・Cから消えてもいいだろう…とはなりません!

そのカタログの、全体を見ると、あまり高水準だとは言えない……。しかし、《ロフィ騎手》名義の諸作品は、とくにいい──たとえば私などは、すばらしいとさえ感じている──と、そのくらいに評価されてきたと思われます。

さてこのレーベルを、《リークスピン》と、いまここでは呼ぶことにしまして。

だがしかし、そのリークスピンの全カタログが、ふとB・Cから消えている──というご報告がツイッター(現・X)に上がったのが、1月18日です()。

このことは、それ自体が惨事ですが、しかし──。
──しかし。ことヴェイパーウェイヴ系の音楽作品らに関しては、B・C等の商用プラットフォームから、ふっと消えることが、よくある……と、申さねばなりません。

その消える主な理由は、ふたつ考えられます。

まず第一に、アーティスト/レーベルが、何らかのつごうにより、自主的に消した。
そして第二には、著作権に関連のクレームを受けたので消された。

これらにしても、きわめて残念なことですが。しかし当面は、仕方がないことと、受けとめなければなりません。
とくに、第二の理由について。いっぽうの私たちが〈著作権は、ジョーク!!〉だと確信していても、いわゆる〈法社会〉は国際的に、少し見解が異なるらしいです。
そして、合法の企業であるB・Cは、その〈法〉に、服従しきらないまでも、はっきりと逆らってはならないでしょう。……それは、そう。

つまり。作品らが消えてしまうことは残念だが、前記二項の理由によるのであれば、プラットフォームであるB・Cは責められない。そう考えられます。

ところが。

委細を省いて申しますと、B・Cからのリークスピンの抹消は、かの〈AI禁止令〉の過剰な適用によるものだったのです。
これは少なくとも、リークスピンの当事者と、彼らのフェイスブックのコメント欄で対話し、聴取したことです()。

何の予告もなく、AI音楽であるからと、一方的にすべてを消された。
そこで、AIがからんでいないアルバム──すなわち一般的なヴェイパーウェイヴ──も多くあったではないかと抗議したが、それらはかってに自分でアップロードしなおせばよかろうと言われた。
かつ音楽自体とともに、いままでにデジタル・アルバムを購入してくれた人々についてのデータも消された。復元はできないという。
このせいで、約十年間もかけて積み上げてきたもの、ほとんどがだいなしだ。

(以上は、お話の大意)

……と聞きましてB・Cに、関連の問い合わせと苦情を放ちましたが、そちらは回答待ちです。私が送付したメッセージは、この文末に掲載(⤵️)。

なお、リークスピンとAIとの関係について、外部からの観測を補足します。

およそ二年ばかり前から彼らは、すいきょうな私でも聞きとおすことのできない、魅力に欠けたエレクトロファンクやダブ等のアルバムを、毎週4作ほどもリリースしつづける状態にありました。
〈いいのは、ロフィ騎手だけだな!〉とは、その時期からの定評です。
そして。あまり深くは考えなかったのですが、それらの凡作の多くがAIの生成物だったのだろうかと、いまは思われます。あれらについては正直なところ、近ごろ言われる〈AIスロップ〉ではなかった──とも言いにくい。

そして、いま現在。リークスピンのB・Cページは、ほそぼそと徐々に、復旧の途上にあります。AIがらみのものは再アップ不可能なのでしょうが、それ以外のヴェイパー作品らは、ぜひ戻ってきて欲しいものです。

──さて、ここまでに、お気づきになられたと思いますが──。
購買データが消えたとともに、デジタル・アルバム購入者たちの権利もまた、ひどい侵害をこうむっています。
本来ならば、購入したデジタル・アルバムは随時ストリーム再生でき、かつダウンロード可能である……そういうシステムだからです。

B・Cからリークスピンのデジタル作品らを、私が購入した記録
B・Cからリークスピンのデジタル作品らを、私が購入した記録

私にしても、リークスピンのデジタルを、いくつかは購入した記憶があるのですが──心ばかりの金額しか出していないにしろ──もはや確かめることさえも、できなくなっているのです。

……かと思いましたが。よく調べてみたら、B・Cからのレシート的なEメールが残っていました。
意外とむかしのことでしたけれど、2023年、リークスピンの全ディスコグラフィ(当時は102作)を購入していました。

かつ、臆測を付言すれば。この種の確認メールについては、〈見たからもういいや!〉と消してしまったものも、なかったとは限りません。私はそういうズボラな生き物ですから!

──という私の、購入者としての権利はどうなるのですか? いかに補償されるのですか?
たとえば、大のお気に入り《ロフィ騎手》の購入分だけでも高音質でダウンロードしなおしたいと思ったら、私はどうすればいいのですか?

それとです。
気になって──心あたりがあって──調べてみたところ、《Otorii Station》も消えています。さっぱりとその全体が、B・Cから。

おそらく彼らのバンド名は、かつてセガ社やナムコ社らの拠点の最寄り駅だった〈大鳥居〉に、ちなんでいるのでしょう。〈大鳥居ステーション〉は、ビデオゲーム関連のヴェイパーウェイヴ/フューチャーファンクを、精力的にリリースしていたアーティストです()。
そしてかねてより、〈基本のところをAIに作らせ、人力で仕上げている〉と、みずから説明していました(……やばい!)。楽曲ら自体は、既成のゲーム音楽からのピックアップだったようです。

私としては彼らについて、そんなに好きなサウンドではなかったので、試聴以上のことはしていません。しかし。
ですがしかし、この大鳥居さんの諸作品にしても、デジタルの購入者があるていどの数、おられたと記憶しています。おそらくAI罪で消去されてしまったあと、その購入者たちの権利は、ちゃんと守られているのでしょうか?

──かくのごとく。
アーティスト&レーベルらをひどく苦しめ、かつ私どものような善良にして優良なファンたちにまで大きなめいわくをかけている、この〈AI禁止令〉と、そして関連のしでかしたち……。

どうしてそんなことが許されると、思いこんでしまったのでしょう?
その点を、まじめに問いただしたいです。B・Cのシャチョーとか責任者とかに。

これらの悲惨すぎて非道すぎるもろもろが、B・Cの標榜している、おみごとに高まいさのきわまったスローガン、すなわち〈音楽のフェア・トレード〉──そのあり方であり、そして帰結なのでしょうか?

⚙️ 🤖 🤔

ところで、《AI生成音楽》。

それ自体について私は、よくも悪くもないと考えます。いいと思ったことはほとんどないが、しかし今後の発展の可能性を認めなくもない。
われらの師であるブライアン・イーノさんもまた、わりとさいきんのインタビューで、おおむね同じようなことを述べておられるようです()。

だが、しかし。B・Cという企業が、何らかの独自のフィロソフィ──または何らかの営業面やシステム関係の理由など──により、今後AI音楽を排除していこうとすることについて、〈断じて否!〉と言う権利は、私たちにはないのかも知れません。しかし。

しかしそれにしても、ここまでいっしょにやってきたアーティストらと顧客たちに損害を与えず、苦しめないやり方によって、それを実行すべきです。そうしたやり方を見つけられないなら、そんなことはあきらめなければなりません。

そして。これから先、AI生成音楽を、人力によるそれと区別することは、ますますできなくなっていくでしょう。
そして。それをムリにでも区別し排除に及ぼうとすることは、おそらく《魔女狩り》にしかならないでしょう。ここまでに私たちが見てきたような、きわめて悲惨で不当なそれに。

かつ彼らの声明によるとB・Cは、ユーザーらによるAI音楽の摘発と密告を、これから奨励していくようです。ああ、いや……そんなでは、もはや分かっていて、《魔女狩り》の悦びを扇動しているのでしょうか?

といったことどもが、さいしょに述べた〈結論〉にいたるまでのてんまつなのです。

そして。お願いです。

何かと行きがかりがあって、リークスピンという特定のレーベルを、私が擁護し援護するかたちになっています。まあ、主には《ロフィ騎手》音楽のよさに報いよう……と、しているわけですが。

そこで。

ここまでの文意をくみとってくださった、B・Cのアカウントをお持ちのあなたは、リークスピンのB・Cページを、ぜひ〈フォロー〉してください()。
そのさい、もろもろの通知のメールを不要な場合には〈不要〉とすれば、とくに何も起こらないでしょう。あまり活用されていなそうなB・Cの機能〈フィード〉、そこに出てくるくらいで。

さらにお気が向かれた篤志の方々は、彼らのデジタル・アルバムを購入してください。“Name your price”であり、50円とか100円でもいいと思います。私からのおすすめは、一種のモールソフト作品である『キングダムプール』です。

そのようなお願いをいたすのは。多くはなくともフォロワーがいてサポーターのいることが、今後の彼らの力になるだろう、と信じるからです。

そしてまあ、こんなことらを、長々とつづってきましたのも。
これっぽっちも〈正義の味方〉ではない私ですが、しかし自分の目の前すぎる場所でのあまりな不正義を、見すごすことはできないのです。

だいたい私はこの十年近く、B・Cのユーザー/顧客でありかつ、しかもその無料の宣伝係みたいなことを、ずっとつとめてきました。同じ音楽が鳴るならば、B・Cへのリンクを優先でご紹介、としてきました。
それというのも、その利便性もさることながら、かの高まいな〈音楽のフェア・トレード〉というスローガンに共感してきたから──と、しておきます。

だのにその部分を曲げられては、ひとこと申しあげないわけにはいきません。

このようでは、リークスピンの受難にもやや近いかたちで、私の約十年間が汚泥にまみれようとしているのです。クソ企業の利用をいい気であおってきた大バカタレだとは、自認したくありません。

それでは、文末に──何かの念のため──B・Cに対し、私が送付した問い合わせの文言を、英語の原文と和訳で添付します。

Regarding the matter where all BC pages and releases under the L33K5P1N 84574RD5 label were deleted and remain largely unrecovered to this day.
https://l33k5p1n84574rd5.bandcamp.com/
Upon contacting the label owner, they stated that everything was deleted unilaterally without warning and that recovery is impossible.
I believe the mental and material damage this has caused L33K5P1N is severe.
Furthermore.
According to them, approximately 100 fans purchased L33K5P1N's digital releases. This unilateral deletion also infringes upon the rights of those 100 people.
Is this what you call “fair trade in music”?
Even if what has been done cannot be undone, I demand that deletions without notice, based on trivial reasons like “AI issues,” never happen again.


😡 😠 😡


L33K5P1N 84574RD5レーベルのBCページとリリースが全て削除され、現在もほとんど復旧されていない件について。
https://l33k5p1n84574rd5.bandcamp.com/
レーベルオーナーに連絡したところ、全てが一方的に予告なく削除され、復旧は不可能だと言われました。
この件によってL33K5P1Nに生じた精神的・物質的損害は甚大であると考えます。
さらに。
レーベルオーナーによると、約100人のファンがL33K5P1Nのデジタルリリースを購入していたとのことです。今回の一方的な削除は、その100人の権利をも侵害するものです。
これが、〈音楽におけるフェアトレード〉と言えるのでしょうか?
たとえなされたことは取り返しがつかないとしても、〈AIの問題〉といったささいな理由で予告なしに削除されることは今後、二度とないようにと、強くお願いいたします。