エッコ チェンバー 地下

─ €cco ₵hamber ฿asement, Vaporwave / Đésir đupłication répétition ─

Art

ブートレギング(海賊版) -と- アプロプリエーション(流用)のアート

G・ブラック「果物皿とグラス」(1912), パピエ・コレの第1号 まずは。ヴェイパーウェイヴがそれである、《アプロプリエーション(流用)のアート》について──。 ⬇ €nglish ҽχt Ъełoш! ⬇ P・ピカソさんとG・ブラックさんたちが、《パピエ・コレ》──のちの《…

Frutiger Aero - また別の“美学”、フルーティガー・エアロとは何ですか?

What is frutiger aero, the aesthetic taking over from Y2K? - DazedY2Kに続いた美学、Frutiger Aeroとは? 《フルーティガー・エアロ/Frutiger Aero》とは、今21世紀の“インターネット美学”のひとつです(★)。──私たちには、やや耳あたらしいことばです…

ヴェイパーウェイヴ と 現代音楽 と、《現代アート》

潜在的溺愛者 (沢NaN): 純青 (2022) - Bandcamp驚くべきトーンの深みとグラデーションをもつスラッシュ! 長いが飽きません このヴェイパーウェイヴという、〈音楽っぽいサウンド〉──私たちの、強く執着しているものですけれど。で、さてそれは、アートの一…

M・テヴォー/小崎哲哉, 現代アート関連書3冊 - 吉澤みなみさんをヴェネツィアへ!

ミシェル・テヴォー『誤解としての芸術』 (2019) - ミネルヴァ書房カバーアートは、M・カテラン「無題」(2001) アート等を愛する皆さん、ようこそ!この記事では、以下の3冊の《現代アート》関連書について、おそらく何かが書かれるでしょう。 ミシェル・…

紙魚丸『惰性67パーセント』 - ちょっと 行きます、ヴェネツィアにまで

紙魚丸『惰性67パーセント』 - ウルトラジャンプ このところ私がなぜか《アート》に関心を持ち気味ですので、ひとつアートの香りの豊かなまんが作品を、ご紹介しましょう。それは、月刊ウルトラジャンプ掲載の、紙魚丸(しみまる)先生による『惰性67パーセ…

コッティントン『現代アート入門』(2020) - 《抵抗のポストモダニズム》と Vaporwave

デイヴィッド・コッティントン『現代アート入門』(2020) - 名古屋大学出版会 私たちのヴェイパーウェイヴは、まずとうぜんポップ音楽であるとして……。と同時に、あり方として、《現代アート》にちょっと関係がありそうでしょうか?それは音楽の《レディメイ…

大野左紀子『アート・ヒステリー』(2012) - あなたの勝利,私たちは祝福します

大野左紀子『アート・ヒステリー』(2012) - 河出書房新社 『アート・ヒステリー』の著者・大野左紀子氏は1959年生まれ、2002年まで美術制作の活動をなされ、以後は教職と著述の分野で活躍なされている方だそうです。そして現場を離れたところから、アート…

VANITAS命死: Music for museum dates (2020) - 娯楽 と学習, 現代アートと おセックス

VANITAS命死: Music for museum dates (2020) - Bandcamp 《VANITAS命死》についての風説をとりあえずウ呑みにしておくと、ベルギーのアントウェルペン在住のヴェイパーウェイヴ・クリエイターであり、2019年から活動中(☆)。彼のポートレートがDiscogsに掲…