エッコ チェンバー 地下

─ €cco ₵hamber ฿asement, Vaporwave / Đésir đupłication répétition ─

Search Result: HKE

『時計じかけのオレンジ』 - および、ベートーヴェン/ハトよめ/バッハ

…図書!〉として、かのHKE(Lucid)さんが、そのタイトルを挙げていたからなのです(☆)。 と言われた《HKE》とは、もちろんデヴィッド・ルッソさん(☆)。ずっとこのブログが、ヴェイパーウェイヴの関係のヒーローのひとりとして注目してきている……ああ、その人です!かつ。ついでのように申しますけれど、会話のなりゆきでこの書を推された若きミュージシャンは、確か現在まだ17歳の俊英である、《The Monarch》さんです(☆)。 さて。じっさいに『オレンジ』が名作ですから、その推…

身分けの前の、こと分け - ヴェイパーウェイヴのサブジャンル&関連用語たち

…89”(2014)。HKEさんがものすごくサエていた時期の変名作品で、半分くらいはシグナル系。そんなに激しくノイジーではない。 《Signalwave / Broken Transmission, シグナルウェイヴ / ブロークン・トランスミッション》 【Signalwaveは、特にテレビ広告などからの古いメディアサンプリングに主に焦点を当てた、蒸気波の非公式な名前です〈中略〉。これらの「壊れた送信」には、通常、サンプルが重く〔乱用され〕、時代遅れのメディアの美学と穏やかな音…

《ElectroniCON 2023》、ヴェイパーウェイヴ、そしてJ・マウスさん

…員として扱ってきた、HKEさんやOSCOBさんあたりが、そうなんですが! ああ。たぶんその彼らにしても、マウスさんのショーをとくべつに視たいわけでもないのでしょうが……しかし……。だがしかし、〈左巻き〉の〈パヨク〉みてェな連中が怒ったり凹んだりするのを見るのは実に面白れェ、ウヒヒヒヒ……と、いうご気分なのでしょう。 そんな感じ方があることの、前提として。そもそも英語の音楽業界の全般では、仮にポーズが半分だとしても、リベラル風であるような派がきっぱりと、優勢であるようです。それ…

Vaporwave -と- サンプリング - あるいは、《アートの論理》 と 法-社会の論理

…の、カバーアートは《HKE》さん(☆)、またデザインは《from tokyo to honolulu》さんによる(☆)、とか。 ……と、リリース元のノー・プロブレマをもあわせて、多少はヴェイパーに詳しいおつもりの方々なら、とうぜん知っていなければならない名前らが、もろに頻出です。 すなわち、今アルバムは──。ヴェイパーウェイヴ/ドリームパンク界の、総力結集とまではいかないが、しかし最重要の分子らが結託し、そこに注力し、よってたかって世に放りだしたもの、だと言えます。このことを…

OSCOB: 宇宙ステーションV (2021)/帰宅 (2020) - 白さに輝くミスティなスペース(追記された)

…なことを言われがちなHKE(Lucid)さん。その人でさえ、つべ上の今作に対して“Great stuff”と、手放しの賞賛コメントを捧げているほどのしろものです(☆)。分からない人には死ぬまで分からないことかも知れませんが、そうなのです。...Should I add a few more words?“Space Station V” is not only an another Vaporwave album, but A Masterpiece of 2021, hig…

つぶやかれた、ヴェイパーウェイヴたち - 2021年・秋冬コレクション (5)

…in ≫≫≫≫≫かのHKEさんによると思われる、ドリームパンクのMIXです!〈ドリームカタログEVOは進化であり、ハイパーモダンな代替品です。私たちは、謝罪せずに前進します〉いまはちょっと見えませんが、当初そのようなあおり文句が付随していたことが、ログられています……〈謝罪はしないッ!〉と言いはるからには、何ごとかをやらかした自覚があったのでしょうか……っ!?まあそれはともかく、音楽の背景で《動乱》と呼べそうな事象らを延々と映しているビデオ──これが、HKEさんが視ている現在…

Hong Kong Express: Lucid To It (2021) - ボクハ、ヒトリ…イツモ、ヒトリ…

…まもよくご存じの、《HKE/Hong Kong Express/ホンコン・エクスプレス》こと、デヴィッド・ルッソさん……(★)。 ⬇ €ngliꙅh ꚍeχt 6eℓoш! ⬇ 彼はきわめてすぐれたアーティストであり、また、ヴェイパーウェイブから生まれてきた新しいらしきジャンル──《ドリームパンク》の提唱者でもあります(★)。 それと。彼の主宰してきたレーベルが、こちらもおなじみのドリーム・カタログなのですが(☆)。何かいろいろあって、もとの幹部の除名的な騒ぎもあったりした末…

鮭とばSKTB: TVガイド (2021) - 都会の悪はオレにまかせろろろろろろろ

…いのです。そういえばHKEさんがインタビューで、〈サンドタイマーとしての代表的アルバム、“Vaporwave Is Dead”は、14時間ぶっ続けの作業で一気に制作した〉と語っていた気がします(☆)。そういういきおいを活かした作業の方法も、確かに有効でありうるようです。 さて鮭とばさんによる、シグナル系としての『TVガイド』の特徴は、まずグリッチ手法の多用です。素材であるCMやテレビのサウンドらをぞんぶんに切り刻み、そのスピード感を増強しています。またフューチャーファンクでお…

天気予報 2: スーパーシグナルウェーブ!!! (2021) - 私は性交する必要があります!!

…ありました。 ……《HKE》ことデヴィッド・ルッソさんあたりもそうなんですが(★)、いちおう以上の実績があった上で、こういうお騒がせパフォーマンスをしてくれる人って、音楽ジャーナリズム的には〈おいしい〉んですよね!いや。ヴェイパーウェイヴの世界に、あると言うほどのジャーナリズムなんて、存在しないようなものですが。しかし《ここ》なども、多少はそういうところがあるのかも。 そして……今2021年の7月。《天気予報 2》を名のるアーティストが、『スーパーシグナルウェーブ!!!』とい…

《PURE LIVE II》 - ドリームパンク系のオンライン・フェス(18 & 19, 7月, 2021)追記

…いたもよう。顔ぶれはHKEさんを筆頭に、《Kagami Smile》、《Kuroi Ame》《w u s o 命》、そしてニッポンの人であるらしい《DROIDROY》さん、等々々。 たぶんこんどの第2弾も、同じような顔ぶれになりそう。ゆえにジャンルとしては、《ドリームパンク》──言い換えれば、陰気くさいチルアウト/IDM/アンビエントもどき──が中心になるのでしょう。 追って詳細が分かりしだい、この記事に追記されるでしょう。 【関連記事】Vaporwave のオンライン・フェ…

DROIDROY: 明晰夢 (2021) - やさしみの色に染まった パノラマ夢スケープ

…814》の片方であるHKEさんは、それを、彼が創始した新ジャンル《ドリームパンク》の発端である、と意味づけし直したいようです(★)。 その流れから、ドロイさんによる作品らにしても、どちらかといえばドリ・パンなのかも知れません。むりにその作品らに、ヴェイパーだというラベルを貼る必要はなさそう、とも思えます。 そして、その、ヴェイパーから生まれたドリ・パン──。それとヴェイパーとの関係は、両者の違いは、どういうものと考えるべきなのか?いまだにそれは、はっきりしていません。誰にもう…

Hong Kong Express: L.Y.F (2021) - 《ヴェイパー鉄雄》は、すべてを呑み込む。

…s》──または短く《HKE》、それ以外にも80種類ほどのステージネームを使い分けながら、日夜ご活躍されています。すなわち、ヴェイパーウェイヴのシーンが生み出した少数のスター的プロデューサーたち──そのひとりである、デヴィッド・ルッソさんです(☆)。 ⬇ Ёnglish teχt be1ow! ⬇ このルッソさんについて私は、ずいぶんいろいろなことを述べてきたと思います。あれこれと(★)。しかしいま、委細はさておき。 いまルッソさんについて重要なのは、3〜4年ほど前から彼がヴェ…

V.A.: Solarpunk:A possible Future (2021) - 心からなる 誠実さをきわめた偽善

…つき、〈あなた方は、HKE氏らの唱導する“ドリームパンク”に対抗する商標を手に入れようとしているのでは?〉、みたいな気も少し、いたします(★)。しかし、それはいいでしょう。 それはそうとして。このアルバムの全体の印象は、〈フェイク臭ふんぷんたるニューエイジ系チルアウト音楽である〉、ということです。その印象をもたらす全体の統一感は、実に大したものです。 そして言うまでもなく、〈フェイク臭ふんぷん〉ということは、批判ではありません。むしろヴェイパーウェイヴであるとすれば、フェイク…

V.A.: This Is Dreampunk vol. 1 (2020) - ヴェイパーウェイヴの経済性(のなさ)?

…れるクリエイター、《HKE》。その彼の興した企業であるドリームカタログ社が廃業へ、という話を2週間ほど前にお伝えした(★)。 ⬇ ∈nglish text below! ⬇ ……そんでそれからどうなっとるんかいな、と思っていま、ドリ・カタ社のHPを見に行ったら、これがすかさず不通(☆)。まあこういうの、翌日くらいに復旧してることもなくはないので、あわててどうこう言わぬほうがよさげ。とは思いながら、もう3日くらい見れない状態。 そのいっぽうで企業とはやや別の、Bandcamp上…

Bye, Dream Catalogue - ドリ・カタ社の廃業 そしてヴェイパーウェイヴとはオレたちだ

…ャッチョさんである《HKE》ことデヴィッド・ルッソ氏が、そんな声明を出しているんだ(☆)。 その声明を、よくよくザザッと読んでみると──。ドリ・カタのBandcampのページまでをも消してしまうとか(☆)、HKE本人が制作を止めてしまうとか、そんな深刻なことまでは、ないっぽい見通しの感じ。いや、断言とかはできないけど。 さ〜てはルッソさん、〈やっぱ会社の経営なんてマンドクセ〉、っていう気分になっちゃった? じゃあまあ、別によくない? ヴェイパーウェイヴの側からHKE社長と彼の…

V.A.: A Dreampunk Compilation Vol. 1 (2020) - 《ドリームパンク》とは何?

…ドリームパンク》を、HKE氏と彼の《Dream Catalogue》に集ったグループのスローガン、くらいに考えていた。たとえばドリ・カタ社のホームページの、〈HKEのドリーム宣言〉みたいな記事が、そんなことをウタっていそう(☆)。 「ドリームパンクは、このますますシュールな夢の世界の現実に住む地下の人々のための夢の音楽です」 自分の思い込みをもうちょっと具体的に言うと、こういうことなのかと。《現実》と呼ばれるクソゲー無理ゲーなどは放棄して、ニッポンの80'sアイドルと夢の世界…

Vapor Memory & Dream Catalogue presents "LIVEWIRE FESTIVAL 2" - 7月19日22時(+追記)

…夜の主な出演者は、〈HKE, Shima33, AUT2M, Halo Acid, Virtual Dream Plaza (仮想夢プラザ) and much more〉。第1夜のムードがチルアウト寄りだったのに対し、ちょっとハードな選曲になりそうだとか。各アーティスト/DJらの持ち時間は、30分間らしい。よって8時間の間には、16組が出演するのではないか。 以上はV.M氏&ドリ・カタ社が発信のツイッターラー、および自分が第1夜をちょっと視聴して知った情報、それらのまとめ。そ…

ASTRO TV SYSTEM・空気系・No Dialect: SIGNALWAVE IS DEAD (2020) - シグナル系は荼毘に付したよ

…言い、わりとさいきんHKEは、〈ヴェイパーウェイヴは死んだ〉と言った。それらの間に〈アシッドハウスは死んだ〉とかいうことを、誰かが言っていそう。けれどその発言者が無名すぎて、記憶にも記録にも残っていないのだろうか。 そうして現在、シグナルが死んじまったそうだけど。しかしココにまでいたる過程が、実にみすぼらしい縮小再生産かのように、ハタからは見えていそうな気が。 猿渡哲也「TOUGH―タフ―」22- 集英社 S-Manga.net また、これにならって〈スラッシュウェイヴも死ん…

「サンセット Network❾❶」: always on my mind 夏の夜 (2016) - 歓楽と倦怠のサマーイヴニング

…ームの立役者である《HKE》にしろ、事実上そんなようなものなのでは? だが別にフッと活動が止むことを責めてはおらず、いつか戻れるなら戻ればいいし。また、ピタリと止めてしまうのも、《ヴェイパーウェイヴ》らしさがあってよい。まさか生活のためにヤッてるヤツはいないはずなんで、ムリには続ける必要もなさげ。だいたいヴェイパーの制作なんて、2〜3年もヤッたらネタが尽きる、もしくは飽きるものなのかも知れないし(!)。 「サンセット Network❾❶」: sunset 夕日 (2016) …

VA: "CHAOS" Series Compilations Vol. 1 - 4 (2017) - カオス商店街ふくびき大セール

…めて大だったのが、《HKE》と《テレパシー能力者》だということは、ご一同のほぼ共通の認識なのでは。そしてその2人のユニットである、《2814》。彼らによる『新しい日の誕生』(2015)の歴史的大ヒットが、あぶく流行に終わるかも知れなかったヴェイパーを一個のジャンルとして確立させた、などといまさら言いふらすのも。そしてそれを追って“ブーム”が生じ──そして現在は、ご覧のありさま。 まあ自分が面白いと思えるものが出てきてるならブームうんぬん関係ない、表面的な衰退感などは屁のカッパ…

CVLTVRE: NEW (2020) - 《ポスト真実》以後の世界に私たちは誘われました。

…の功績と名声を誇る《HKE》、その実体は英国の人デヴィッド・ルッソさんだとか。まあそこまではいいんだけど。この人および彼の築いた牙城《Dream Catalogue》レーベルが、われらがヴェイパーの温床であるBandcampを離れる、ということはもう2年くらい前からアナウンスされていた感じ。そしてその時期からのリリース品らが、ヴェイパーではないインダスやオルタナ・ロックだったりして、ちょっと様子がヘン。 そしていまご紹介する《CVLTVRE, 力ル千ャー》の“NEW”は、いま…

「vaporwave芸術大学」@東京藝術大学・千住キャンパス 2018/12/15 - そのイベントリポートであることを志向する記事 (1.5)

…imer》すなわち《HKE》こと香港エクスプレスが、イギリス人である(と自称している)からなのだろうか。その設定の肉付けなの? いやまあその問題は別の機会に考えるとして、いまの問題は、お伝えしている「vaporwave芸術大学」という催しで、その発表者らの口から「ハードヴェイパー」ということばが出てきたような気がしない。このことは? 自分は遅くも2017年からのヴェイピストで、要するにニュービーでド新参なので、ヴェイパーに関わる主要なできごとらは、すべて後から知った。その中の…