I've something to say が言えない世の中じゃ、ポ・ポ・ポ・POISON〜!
あ……いや……。週刊スピリッツ掲載のカレー沢薫先生による、チン妙な動物らがヒトさまたちの身の上相談に応じる、みたいなまんががあって。
その今週分を見たら、〈言いたいことも言えないご時世なので、毒。〉かといったジョークが、21世紀生まれのヤングボーイくんには通じない──というおギャグが印象的だったのさ。
そこから着想し、何かひとつのサウンドをパパっと作ってみたんだよね。一種のアシッドハウスを……(ややウソ)。
まあほんとオレたちも、言いたいことは言えないし、ヤリたいことはデキないし、欲しいブツらは手に入らないし。
ヤなこと多くて毎日まいんち、〈オマエとか死ねばよくね? 草草草〜!〉とでも言われてるよーな気分ではありますが。ポイズン!
いや、いくら世の中がこんなンでも、まあアレだけどさ。ともあれ自分にとっての救いは、音楽(みたいな響き)──あとはまんが見るくらいしか、ない。ここからは、もう退却の余地がない。