ポ  サ  研

─ Post-Truth Sound Lab, Vaporwave / Désir Duplication Répétition ─

花月仁『ゼウスの手』 - オレたちの《真の闘い》はこれからなんだろうか?

『ゼウスの手』という、バイオレンスでファンタジー的なアウトロー劇画。いま調べた限り、2017-19年、eヤングマガジンに掲載。単行本はヤンマガKCスペシャルとして、全3巻()。
これが実に殺バツとしてグロい物語だったが、オレはその主人公《百鬼(なきり)くん》が好きだったんだよね。ひじょうに悪い子なんだけど、たぶん自分にどこか似てるかな、という思い込みにより。

まあ、まんが等のキャラクターに惹かれるなんて、つまりはそういうことだろうけど。

さてなんだが、実はその《eヤングマガジンという媒体の性格が、よくは分かンなくて。
今作の掲載当時、自分が見ていたウェブサイトは、同じ講談社のエブリスタのすみっこに間借りしていた感じだった()。その場所がeヤンマガの、まあ実体であったと、考えていいんだろうか?

であるがそのeヤンマガは、2019年の初夏をさいごに、更新がなされなくなっている。けれど入れ替わりに、同じ講談社《コミックDAYS》あたりが栄えているので、オレら読者は何もソンしてないとしても()。
ただ、述べたようなeヤンマガの活動停止。それとほぼ同時に『ゼウスの手』もまた、その最終回を迎えちゃっている。この両者は、何か関係あることなの?──というカンぐり邪推を、自分はフッ切ることができていない。

はっきり言うなら『ゼウスの手』の終わり方がいかにも打ち切りクサかったので、媒体の終焉に巻き込まれて終わらせられたのだろうか──、むしろそんな風に考えたい。読者人気がなさすぎたがゆえの終了、とは考えたくないワケだ。

しかしどうだったにしても、終わっちゃったものはしょうがないんで。あれやこれやのまんが作品らが、無料で見れる分だけでもスゲー量あふれてキテる現在、『ゼウスの手』のことも、しばらくは忘れていたんだよね。
そして『ゼウスの手』の作者・花月仁先生はその後のいま、週刊ヤングジャンプ掲載GANTZ:E』の作画を担当中。これはかの名高い『ガンツ』シリーズのスピンオフ作品なので、ともかくも話題にはなっている感じ。

……しかし、そういうところへ。
《e》とは異なる《ヤングマガジン公式サイト》ってのも、かなり以前から存在したんだが()。かつそれとはまた別に、ヤンマガWeb》というサイトが、確か2ヶ月くらい前からデキてるんだけど()。

ああっ、ヘンに複雑すぎて、説明しようとしているオレが、〈ヘンに複雑なこと言ってんじゃねえー!〉って叱られそう。
ただしインターネットって、《分散・冗長》をよしとする性格があるので。だから講談社のまんが関係サイトたち、その分散しちゃってる構成がかなり冗長っぽいことを、あまり批判したくもない……。何か見たいようなものらが見れている限り、とくに文句もツケれねェところかと。

ともあれその新しい《ヤンマガWeb》にて、『ゼウスの手』をはじめとするeヤンマガ掲載作らの復刻掲載が、この2日くらい前から始まっているんだ()。
そこでちょっと皆さまも、ご覧になってはいかがでしょうか? ともあれ、コレだけを申し上げたかった。

述べたように『ゼウスの手』は、読者がひき込まれたところでとうとつ気味に終わってしまう、そういうまんがではある。そしてそのときの、あっけに取られる感じ。それをぜひとも、分かちあっていただきたいんだよね! イェイッ