ポ  サ  研

─ Post-Truth Sound Lab, Vaporwave / Désir Duplication Répétition ─

EMBA Soundsystem: Aesthetic (2018), 終末抑鬱症 (2019) - あなたの両親のセックスをチョリソー

マインクラフト讃歌()のところで少しご紹介したけれど、《EMBA Soundsystem》は、メキシコ在住と称するヴェイパーウェイヴ・クリエイター()。ヘンなことを書くとトペ・コンヒーロか何かが跳んできそうなので、気ィ引き〆てイクよ! テキーラ

さて、エンバさんのやや初期のアルバム、“Aesthetic”は、たぶんレイトナイト・ローファイ()と言えるみたいな、全13曲・約30分間の作品。
そのほとんどのトラックは、まいどのレイトナイト系サウンドなんだけど、しかし8曲めの“Je Veux Te Voir”(あなたに逢いたい)だけ、ちょっと変わっている。女声ボーカルをフィーチャーしたエレクトロニカみたいで、サンプリングくささがない。
……で、そこはけっこう面白いかな、ってのがオレの感想なんだけど。

そのいっぽうで今アルバムは、ヴェイパー関連サイトの頂点であった《サンブリーチ》にも、短く紹介されており。いまその評言を読んで自分は、ダイビング・セントーンからのウラカン・ラナを喰らった気がしたんだよね()。

ああ、「美的」という言葉()。蒸気波の世界に取り囲まれて、二度と同じように読めないという言葉。冗談です、Vaporwaveは素晴らしいです。
Aestheticは、EMBA Soundsystemによる新しいフルレングスのリリースで、日本のレーベルSeikomartから新たに入手できます。Aestheticは、あなたの両親が完全にセックスしたインストゥルメンタルなスムースなジャズや他のトラックからのリバーブされた音楽をフィーチャーした純粋なサンプルキュレーションアルバムです。

(グーグル翻訳の出力)

うぐぐぐっ、プランチャ・スイシーダ、そしてタコス! どうして自分には、こういう面白いことが書けないのかとっ……! その悔しさにオレはマジでいま歯がみし、壁か何かをブン殴りたい気分でいっぱいです。チョリソー。

なお、2018年の11月末からサンブリーチは更新を休止中なので、ほぼすべり込みで、エンバさんの「エセティック」(18年10月発)は、そこでの紹介という名誉を得たことになる。おめでとう。

そうしてそれから、エンバさん。そのレイトナイト系の評判がもうちょっとだったせいでもないだろうけど(?)、以後の作品では重〜く暗いのが、オレにとっては印象的。
彼のいずれも2019年のアルバム、“Darkness of Tomorrow”だとか、「終末抑鬱症」だとか、タイトルからしてもう。
聞いた感じはダークアンビエントだが、たぶんヴェイパー式の邪道な手法で作ったものと考えられる。また後者については、ダークジャズのように聞こえるところも多い。

いや実に暗いんだけど、しかし自分もまたウツっぽい人なので──ちょうどいま、サンブリさんから強烈なラ・ケブラーダをいただいちゃったせいもあり──、みょうにしんみり共感してしまったりもするんだよね。おお、グアカモレ〜。