エッコ チェンバー 地下

─ €cco ₵hamber ฿asement, Vaporwave / Đésir đupłication répétition ─

Search Result: リンチ

ツイン・ピークスに捧げる Vaporwave 等 - 焦がれつづけよう、《世界一美しい死体》

…すが、《デヴィッド・リンチ系》のサウンドが大好物ですからっ!(★) ……ですが、さて? このオムニバスのシリーズがまた、なかなか巨大なものでして……。まずその第1弾は、全25曲・約104分を収録。さらに第2弾は、全42曲・約3時間という、とても聞きごたえがすばらしいものになっています! かつその内容が、ヴェイパーウェイヴ一色というわけでもありません。たぶんヴェイパーは半分と少しくらいで、それ以外に、インダストリアル/サウンドコラージュ/IDM──である感じの楽曲らが、含有され…

《ネットリンチ》とは何?── というか、〈バズり〉は等価です。

…どうあれ、〈“ネットリンチ”はよくないゾ〉、などと、述べている方もいるようです(☆)。この方もまた、そうした〈逆張り芸人〉たちの、はえある一員なのでしょうか? しかし、私は。その高みからの目線で《現象》らをくくった〈ネットリンチ〉なる用語の使用に、きわめて大きな違和感を覚えたのです。かつまた。ことによったら、私の書いた記事なども、その〈ネットリンチ〉の一環であるくらいに、少し言われた気もしないではなくて。 いや、そもそもの話、〈ネットリンチ〉とは何なのでしょう? ちゃんとした…

Jorja Chalmers: Midnight Train (2021) - 赤いカーテンの彼方に、永遠(とわ)に…

…ている《デヴィッド・リンチ系》そのものなんですよね!すなわち、メランコリックでスローでエロティック、催眠的でノスタルジック。ここに絶妙にブレンドされた、甘みと苦さ……。酔いしれます! よって。かのジュリー・クルーズさん(☆)に始まり、そしてクリスタ・ベルさん(☆)らが続いた、《リンチ系歌姫》の称号を、大悦びで私たちは、このジョルジャ・チャルマーズさんにも捧げることができるでしょう(★)。 ジョルジャさんのデビュー作で、これも評価が高かったという“Human Again”(20…

Holy Motors: Horse (2020) - その馬が女を乗せて眠みを運ぶ

…いまにもデヴィッド・リンチ監督の世界が始まってしまいそう! エリアン・トゥルヴェによるボーカルも、いつもよりさらにジュリー・クルーズ風(!?)。 Holy Motors: Slow Sundown (2018) - Bandcamp そして今作は、前作の1stアルバム“Slow Sundown”に比べ、サウンドがきわめて立体的でヴィヴィッドになっている。自分的には以前のフラットで眠ぅ〜い音も好きなんだが、しかし客観的なグレードの高さを、この新作の音には感じさせられる。 という…

Rainer: Petscop Soundtrack (2019) - ノスタルジーと恐怖、そしてポリゴン数の少なさ

…ップ」がデヴィッド・リンチ映画やガイナックス製アニメらのように、恐ろしくもミステリアスで感動的だとして、さらにこうも言う。 ドメニコは彼自身のアンジェロバダラメンティです。多くのリンチプロジェクト、特にツインピークの作曲家です。テーマ──そして90年代後半のビデオゲームの音楽とサウンドデザインの語彙を駆使して、メロディックで伝染性のある不安定な独自のファクシミリを作成します。 (グーグル翻訳システムの出力) で、それから続いて、われらがヴェイパーヒーロー《テレパシー能力者》ら…

Julee Cruise: Three Demos (2018), Chrysta Bell: This Train (2011) - D.リンチが魔法をかけた歌姫たち

…者であるデヴィッド・リンチ、その人のサウンド的センスには、ほんとうに感服しきっているんだよね。と、いうことでこの記事は、リンチさん関係の女性歌手らのアルバム2点をご紹介。 まずはジュリー・クルーズのEP“Three Demos”、これはそうとうに古い発掘ものの音源であるもよう。ジュリーさんの1989年のデビューアルバム、“Floating into the Night”のためのデモ。で、あの“Falling”を含む3曲を収録。完成度は正式バージョンのほうが高いだろうけど、独特…

V.A.: Jazz on Film... The New Wave (2017) - 調べてみよう! ダーク(/ノワール/ドゥーム)ジャズのルーツ

…は、あのデヴィッド・リンチの映像&サウンドと、圧倒的に強固な共犯関係にある。まあ少なくとも、ダークの側がそれを強く意識していそう。 〈ノワールなムードを演出する〉目的でこいつらは、おジャズ(等)の語法らを、へいきで流用しくさるのだ。 リンチ映画でいうと、「ロスト・ハイウェイ」(1997)がズバリ、ジャズのサックス吹きのお話だけど。だがそれに限らずリンチさんが、《効果》のためにはジャズっぽさをも匂わせてくる、その例は皆さまもよくご存知のはず。 そして、ご紹介する“Polish …