ポ  サ  研

─ Post-Truth Sound Lab, Vaporwave / Désir Duplication Répétition ─

Elli et Jacno: Main dans la main (1980) - 機械仕掛けのカノジョとカレシ

おフランステクノポップ・ヒーローであるジャクノ(Denis Quilliard)と、同・歌姫エリ(Elli Medeiros)のデュエット。曲名の仏語は、「ハンド・イン・ハンド」くらいの意であるはず。いや、何か違うことを調べていたら、なぜかこの動画がサジェストされたのだった。
音符4つを単位に展開する明快&メカニカルなメロディ、まさかベトベンの《運命》を意識したわけじゃないだろうけど。そしてエロチックなふんいき、白痴的な明るさ、欲望の切迫感、わざとらしい幼児性、強迫的な律動の果てしなさ。ここに、われわれの望んでやまない機械仕掛けの恋人》が顕現。

1980年代のおフレンチ・テクノといえば、細野様がプロデュースした《ミカド》なんて多少有名だったが、こういうのも現地やヨーロッパでは流行っていた、というのは自分もさいきん知ったこと。エリ&ジャクノのコンビでは3枚のアルバムが出ていて、動画の“Main dans la main”は1stアルバム“Tout Va Sauter”(1980)の冒頭曲。