エッコ チェンバー 地下

─ €cco ₵hamber ฿asement, Vaporwave / Đésir đupłication répétition ─

Search Result: 《HKE》

『時計じかけのオレンジ』 - および、ベートーヴェン/ハトよめ/バッハ

…(☆)。 と言われた《HKE》とは、もちろんデヴィッド・ルッソさん(☆)。ずっとこのブログが、ヴェイパーウェイヴの関係のヒーローのひとりとして注目してきている……ああ、その人です!かつ。ついでのように申しますけれど、会話のなりゆきでこの書を推された若きミュージシャンは、確か現在まだ17歳の俊英である、《The Monarch》さんです(☆)。 さて。じっさいに『オレンジ』が名作ですから、その推せんされることについては、まったくの同意しかなかったのですが。ですが、まあ、それをき…

Vaporwave -と- サンプリング - あるいは、《アートの論理》 と 法-社会の論理

…』の、カバーアートは《HKE》さん(☆)、またデザインは《from tokyo to honolulu》さんによる(☆)、とか。 ……と、リリース元のノー・プロブレマをもあわせて、多少はヴェイパーに詳しいおつもりの方々なら、とうぜん知っていなければならない名前らが、もろに頻出です。 すなわち、今アルバムは──。ヴェイパーウェイヴ/ドリームパンク界の、総力結集とまではいかないが、しかし最重要の分子らが結託し、そこに注力し、よってたかって世に放りだしたもの、だと言えます。このこと…

天気予報 2: スーパーシグナルウェーブ!!! (2021) - 私は性交する必要があります!!

…もありました。 ……《HKE》ことデヴィッド・ルッソさんあたりもそうなんですが(★)、いちおう以上の実績があった上で、こういうお騒がせパフォーマンスをしてくれる人って、音楽ジャーナリズム的には〈おいしい〉んですよね!いや。ヴェイパーウェイヴの世界に、あると言うほどのジャーナリズムなんて、存在しないようなものですが。しかし《ここ》なども、多少はそういうところがあるのかも。 そして……今2021年の7月。《天気予報 2》を名のるアーティストが、『スーパーシグナルウェーブ!!!』と…

Hong Kong Express: L.Y.F (2021) - 《ヴェイパー鉄雄》は、すべてを呑み込む。

…ss》──または短く《HKE》、それ以外にも80種類ほどのステージネームを使い分けながら、日夜ご活躍されています。すなわち、ヴェイパーウェイヴのシーンが生み出した少数のスター的プロデューサーたち──そのひとりである、デヴィッド・ルッソさんです(☆)。 ⬇ Ёnglish teχt be1ow! ⬇ このルッソさんについて私は、ずいぶんいろいろなことを述べてきたと思います。あれこれと(★)。しかしいま、委細はさておき。 いまルッソさんについて重要なのは、3〜4年ほど前から彼がヴ…

V.A.: This Is Dreampunk vol. 1 (2020) - ヴェイパーウェイヴの経済性(のなさ)?

…されるクリエイター、《HKE》。その彼の興した企業であるドリームカタログ社が廃業へ、という話を2週間ほど前にお伝えした(★)。 ⬇ ∈nglish text below! ⬇ ……そんでそれからどうなっとるんかいな、と思っていま、ドリ・カタ社のHPを見に行ったら、これがすかさず不通(☆)。まあこういうの、翌日くらいに復旧してることもなくはないので、あわててどうこう言わぬほうがよさげ。とは思いながら、もう3日くらい見れない状態。 そのいっぽうで企業とはやや別の、Bandcamp…

Bye, Dream Catalogue - ドリ・カタ社の廃業 そしてヴェイパーウェイヴとはオレたちだ

…シャッチョさんである《HKE》ことデヴィッド・ルッソ氏が、そんな声明を出しているんだ(☆)。 その声明を、よくよくザザッと読んでみると──。ドリ・カタのBandcampのページまでをも消してしまうとか(☆)、HKE本人が制作を止めてしまうとか、そんな深刻なことまでは、ないっぽい見通しの感じ。いや、断言とかはできないけど。 さ〜てはルッソさん、〈やっぱ会社の経営なんてマンドクセ〉、っていう気分になっちゃった? じゃあまあ、別によくない? ヴェイパーウェイヴの側からHKE社長と彼…

「サンセット Network❾❶」: always on my mind 夏の夜 (2016) - 歓楽と倦怠のサマーイヴニング

…ブームの立役者である《HKE》にしろ、事実上そんなようなものなのでは? だが別にフッと活動が止むことを責めてはおらず、いつか戻れるなら戻ればいいし。また、ピタリと止めてしまうのも、《ヴェイパーウェイヴ》らしさがあってよい。まさか生活のためにヤッてるヤツはいないはずなんで、ムリには続ける必要もなさげ。だいたいヴェイパーの制作なんて、2〜3年もヤッたらネタが尽きる、もしくは飽きるものなのかも知れないし(!)。 「サンセット Network❾❶」: sunset 夕日 (2016)…

VA: "CHAOS" Series Compilations Vol. 1 - 4 (2017) - カオス商店街ふくびき大セール

…わめて大だったのが、《HKE》と《テレパシー能力者》だということは、ご一同のほぼ共通の認識なのでは。そしてその2人のユニットである、《2814》。彼らによる『新しい日の誕生』(2015)の歴史的大ヒットが、あぶく流行に終わるかも知れなかったヴェイパーを一個のジャンルとして確立させた、などといまさら言いふらすのも。そしてそれを追って“ブーム”が生じ──そして現在は、ご覧のありさま。 まあ自分が面白いと思えるものが出てきてるならブームうんぬん関係ない、表面的な衰退感などは屁のカッ…

CVLTVRE: NEW (2020) - 《ポスト真実》以後の世界に私たちは誘われました。

…大の功績と名声を誇る《HKE》、その実体は英国の人デヴィッド・ルッソさんだとか。まあそこまではいいんだけど。この人および彼の築いた牙城《Dream Catalogue》レーベルが、われらがヴェイパーの温床であるBandcampを離れる、ということはもう2年くらい前からアナウンスされていた感じ。そしてその時期からのリリース品らが、ヴェイパーではないインダスやオルタナ・ロックだったりして、ちょっと様子がヘン。 そしていまご紹介する《CVLTVRE, 力ル千ャー》の“NEW”は、い…

「vaporwave芸術大学」@東京藝術大学・千住キャンパス 2018/12/15 - そのイベントリポートであることを志向する記事 (1.5)

…timer》すなわち《HKE》こと香港エクスプレスが、イギリス人である(と自称している)からなのだろうか。その設定の肉付けなの? いやまあその問題は別の機会に考えるとして、いまの問題は、お伝えしている「vaporwave芸術大学」という催しで、その発表者らの口から「ハードヴェイパー」ということばが出てきたような気がしない。このことは? 自分は遅くも2017年からのヴェイピストで、要するにニュービーでド新参なので、ヴェイパーに関わる主要なできごとらは、すべて後から知った。その中…